チェン連覇も貪欲「ルッツをもう一つ上のレベルに」

[ 2018年12月9日 05:30 ]

フィギュアスケートGPファイナル第2日 ( 2018年12月7日    カナダ・バンクーバー )

男子フリー、気迫の演技で優勝したネーサン・チェン(撮影・小海途 良幹)
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 チェンはスケートアメリカで出したフリーの自己最高に迫る189・43点を出し、合計282・42点は自己最高となって2連覇を果たした。序盤の4回転ルッツでは「着氷が乱れたのは残念」と転倒し、次の4回転―3回転トーループでは4回転のみになったが、後半に単発を予定した4回転を2連続ジャンプに切り替えてカバーした。

 名門エール大で学業との二足のわらじを履く昨季の世界選手権王者は「ルッツを一つ上のレベルにする必要がある」とどこまでも貪欲だった。

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2018年12月9日のニュース