紀平 ザギトワとの直接対決は2勝1敗 ジャンプで大きな差、スピンなどまだ得点向上の要素も

[ 2018年12月9日 19:36 ]

<グランプリファイナル>表彰台の上で笑顔の(左から)ザギトワ、紀平梨花、トゥクタミシェワ(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPファイナルは8日(日本時間9日)にカナダ・バンクーバーで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の新星・紀平梨花(16=関大KFSC)が150・61点、合計233・12点をマークして初優勝を飾った。日本勢としては2013年の浅田真央以来の優勝、また、GPデビューシーズンでのファイナル制覇は、2005年の浅田以来13年ぶりの快挙となった。 2位はフリーで148・60点、合計226・53点のアリーナ・ザギトワ(16=ロシア)。2人はシニア初対決で、ジュニア時代を合わせると3度目の対決で紀平の2勝1敗となった。

・2016年9月 ジュニアGPスロベニア大会 紀平がフリーで3回転半を決めてジュニアGP初制覇。ザギトワはSP首位だったがフリーで崩れ3位。

・2016年12月 ジュニアGPファイナル ザギトワが完成度の高い演技で207.43点をマークし優勝。紀平は3回転半を転倒し4位となった。坂本花織が3位に。

 この日の2人の演技を比較すると、ジャンプではともにミスが出たが、紀平は冷静に構成を変えて最低限のミスにとどめ、ザギトワに4・75点の差をつけた。スピンでは、紀平がフライングシットスピンでレベル3となっており、さらなる得点の加算が期待さきる。演技構成点はザギトワが上回ったものの0・4点差だった。

 ▼ジャンプ

 紀平=56・64点 冒頭で予定していた3回転半3回転トーループの連続ジャンプは両手をついてしまい単独になり、さらにダウングレード判定でわずか1・65点に。しかしその後の単独3回転半に2回転トーループを付け、2・06点の出来栄え点(GOE)も加算。また、前半最後の3回転ルッツ―2回転トーループはトーループを3回転にして得点を重ねた。

 ザギトワ=51・89点 2つ目の連続ジャンプ3回転ルッツ―3回転トーループのトーループが1回転に。その外は3回転ルッツ―3回転ループなどミスはなかった。

 ▼スピン・ステップ

 紀平=21・57点 チェンジフットコンビネーションスピン、レイバックスピン、ステップシークエンスはレベル4も、フライングシットスピンはレベル3

 ザギトワ=24・01点 すべてのスピン、ステップをレベル4でそろえる

 ▼演技構成点

 紀平=72・40 つなぎのフットワークと動作が8点台となったが、そのほかはすべて9点台

 ザギトワ=72・70点 すべての要素で9点台をマーク

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