ザギトワ2位…シニア2年目の難しさ語る「周囲からの大きな期待がある…1年目の方が簡単」

[ 2018年12月9日 15:53 ]

フィギュアスケート・GPファイナル 女子フリー ( 2018年12月8日    カナダ・バンクーバー )

<グランプリファイナル3日目>女子フリー、演技を終え悔しそうな表情のザギトワ(撮影・小海途 良幹)
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 昨年の覇者で平昌五輪金メダリスト、アリーナ・ザギトワ(16=ロシア)は、フリーでも2位の148・60点で紀平を上回れず、合計226・53点で2位だった。ザギトワが優勝を逃がしたのは五輪後の3月に行われた世界選手権で5位となって以来。

 昨年シニアデビューし、タイトルを総なめにしたザギトワだが、五輪の時から身長が7センチ以上伸び、また色々なイベントに出席するなど生活環境がガラリと変わった。ザギトワは「1年目の方が2年目より簡単だった。全てが初めてだったから期待も大きくなかった。今は周囲からの大きな期待がある。自分の神経質になっている部分に対応しなくてはいけないと思う」と語った。

 この日のフリーでは得点源となるはずの3回転ルッツ―3回転トーループの2つ目のジャンプが1回転になるミスもあり、技術点で75・90点と紀平より2・31点低く、演技構成点も72・70点と、紀平とほぼ互角の0・3点上回っただけだった。

 ロシアのスポーツ紙「スポルトエクスプレス」(電子版)は、「ザギトワは王位を失った。素晴らしい日本の女性が連れ去った」との見出しで報道。ジャンプのミスに触れ「勝つには完璧な演技をしなくてはならなかった。紀平は演技構成は五輪女王とほぼ同等、技術では先んじている」と指摘した。ザギトワ自身も「演技に納得はしていない。緊張していたし、理想的なフリーの演技はできなかった。自分の理想はクリーンに滑ることだから」と語ったが、今後、今月20日からのロシア選手権、欧州選手権などに向け「まだ、残りのシーズンでクリーンに滑る機会があることをうれしく思う」と前を向いていた。

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