紀平梨花が快挙!真央以来13年ぶりデビュー年ファイナル制覇 ザギトワ抑えた

[ 2018年12月9日 07:50 ]

<グランプリファイナル>表彰台の上で笑顔の(左から)ザギトワ、紀平梨花、トゥクタミシェワ(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPファイナルは8日(日本時間9日)にカナダ・バンクーバーで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の新星・紀平梨花(16=関大KFSC)が150・61点、合計233・12点をマークして初優勝を飾った。日本勢としては2013年の浅田真央以来の優勝、また、GPデビューシーズンでのファイナル制覇は、2005年の浅田以来13年ぶりとなる快挙となった。

 2位はフリーで148・60点、合計226・53点を記録したアリーナ・ザギトワ(16=ロシア)。SP4位の坂本花織(18=シスメックス)は合計211・68点で4位、SP6位の宮原知子(20=関大)は合計201・31点で6位だった。

 SPで、ルール改正後の今季世界最高得点をマークし首位に立った紀平。冒頭の3回転半(トリプルアクセル)は着氷で両手をついてが、慌てることはなかった。直後の3回転からの連続ジャンプをきれいに決めると、その後も華麗な演技を続け、終了後は笑顔で小さくガッツポーズをつくってみせた。

 前日の公式練習では、SPでも決めた3回転半は10回跳んで9回着氷するなど好調を維持しながらこの日も堂々たる滑りを披露。宮原、坂本に加えて、平昌五輪金メダルのザギトワ、トリプルアクセルの使い手のトゥクタミシェワらロシア勢がはだかる激戦を制した。

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2018年12月9日のニュース