宮原 まさかの6位「思った以上に点数が低かった」も全日本5連覇へ「つなげられるように」

[ 2018年12月9日 17:51 ]

フィギュアスケート・GPファイナル 女子フリー ( 2018年12月8日    カナダ・バンクーバー )

<グランプリファイナル3日目>女子フリー、SPからの巻き返しを誓い懸命に滑る宮原知子(撮影・小海途 良幹)
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 4季連続でGPファイナルに出場した宮原知子(20=関大)は、SP6位から巻き返すことができず、フリーも6位の133・79点、合計201・31点でまさかの最下位に終わった。

 これまでもジャンプの回転不足を取られることが多く、オフからジャンプの改良に取り組んできたが、この日も課題の3回転ルッツに苦しんだ。2つめの3回転ルッツ―3回転トーループで回転不足、単独の3回転ルッツはダウングレード。さらに後半の3回転フリップからの3連続ジャンプはエッジが明確ではないと出来栄え点でマイナスが付けられ、技術点は64・23点と6人中ただ1人の60点台となり「思った以上に点数が低かった。まだまだだなと思う」と語った。

 それでも、演技構成点は69・56点と、優勝した紀平、2位のザギトワに次いで3番目の高得点をマーク。21日からは5連覇が懸かる全日本選手権が始まる。宮原は「悔しい試合ではあったが、いい経験もできた。全日本選手権につなげられるようにしたい」と必死に前を向いた。

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