張本&美宇、中国の壁に悔しい銀 2年後の東京五輪で雪辱誓う

[ 2018年10月12日 05:30 ]

夏季ユース五輪・第5日 ( 2018年10月10日    ブエノスアイレス )

卓球女子シングルス決勝で中国選手(左手前)に敗れ銀メダルの平野美宇(共同)
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 10日に行われ、卓球のシングルスは男子の張本智和(エリートアカデミー)、女子の平野美宇(日本生命)がともに決勝で中国選手に1―4で敗れ、銀メダルだった。2020年東京五輪でも実施されるスポーツクライミングの男子複合では土肥圭太(神奈川・平塚中教校)が金メダル、田中修太(新潟・直江津中教校)が銀メダルをそれぞれ獲得した。競泳の男子200メートル平泳ぎは花車優(東洋大)が2分11秒63で金メダルに輝いた。

 卓球シングルス決勝で15歳の張本は、直前に試合をした女子の平野と同様、中国選手の壁に阻まれた。左利きで18歳の難敵が操る強弱のついたサーブに翻ろうされて、目標の金メダルが霧散。「内容的にも実力的にも相手が上だった。したいことをさせてもらえなかった」と表情を失った。18歳の平野も過去2戦2敗という世界ジュニア女王に三たび屈した。そろって金メダルを目標に公言したが、「やっぱり最後の壁が中国だった」と張本。2年後の東京五輪へ向け、雪辱を誓った。

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