青学大・原監督「また気を引き締めて」3冠向け好スタート

[ 2018年10月8日 15:56 ]

2年ぶり4度目の優勝を果たし、選手にメダルを掛けてもらう青学大の原晋監督(中央)
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 学生3大駅伝の初戦、第30回出雲全日本選抜駅伝は8日、島根・出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前まで6区間45・1キロで行われ、青学大が2年ぶり4度目の優勝。箱根駅伝5連覇と史上初となる2度目の学生駅伝3冠へ、まずは1冠を制した。

 6区のアンカー対決では、最大45秒あった2位の差が7秒まで縮まる場面もあったが、それでも最後は突き放しての優勝。「4度目の優勝を、6区間で競い、ポイントは4区。9度目の出場で(優勝を)果たしたい」とした「よろしく大作戦」を掲げ、成就させた原晋監督は「選手自身の気持ちで頑張ってくれた。学生たちに感謝したいです」と選手を称えた。

 「3冠に向け、いいスタートダッシュが切れればと思った」と1区・橋詰大慧 (4年)が区間賞の走りでトップに立つと、1度もトップを譲ることはなかった。史上初の快挙へ好スタートを切り、指揮官は「これからまた気を引き締めて頑張っていきたい」と力を込めた。

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