競技本格スタート 競泳女子200自由形 15歳の北野が金!

[ 2018年10月8日 05:30 ]

アジアパラ大会第2日 ( 2018年10月7日    ジャカルタ )

女子200メートル自由形(知的障害S14)で金メダルを獲得し、歓声に応える北野
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 本格的に競技が始まり、競泳の女子200メートル自由形(知的障がいS14)は15歳の北野安美紗(ルネサンス登美ケ丘)が2分17秒66で金メダルを獲得した。男子200メートル個人メドレー(運動機能障がいSM9)は山田拓朗(NTTドコモ)が2分26秒35で制した。女子200メートル個人メドレー(運動機能障がいSM9)では一ノ瀬メイ(近大)が銀メダル。車いすテニスは女子シングルス1回戦で上地結衣(エイベックス)が地元インドネシア選手に6―0、6―0と完勝した。

 <車いすテニス女子 大谷初戦突破>車いすテニス女子で23歳の大谷桃子(スポーツクロマティ)は「東京パラリンピックに向けてメダル獲得を目指す」の言葉どおり、1回戦を堂々としたプレーで勝ち上がった。昨年からツアーに本格参戦。世界ランキングを17位まで上げたホープは勝ち上がれば、準決勝で上地と対戦する可能性がある。東京パラを見据え「どの程度通用するのかを客観的に捉えたい」と、日本のトップへの挑戦を心待ちにした。

 <ゴールボール女子 日本が中国撃破>12年ロンドン・パラ決勝の再現となったゴールボール女子の日本―中国は、日本が4―3で競り勝った。1次リーグ初戦の幸先のいいスタートに、主将の天摩は「しっかり守り切って勝てた。いい流れでいけると思う」と手応えを口にした。市川監督は今大会の中国について「今までで一番強いメンバー。中国との決勝も想定されるので、しっかり修正したい」とライバルとの再戦を見据え、手綱を引き締めた。

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