ささき、涙の2勝目 17番バーディーで比菜&全美貞振り切る

[ 2018年10月8日 05:30 ]

女子ゴルフツアー スタンレー・レディース最終日 ( 2018年10月7日    静岡県 東名CC=6571ヤード、パー72 )

激戦を制し優勝を決めたささき(撮影・西川祐介)
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 首位と1打差で出た、ささきしょうこ(22=日本触媒)が5バーディー、1ボギーの68で回り通算10アンダー、206で、16年の大東建託いい部屋ネット・レディース以来、2シーズンぶりとなる2勝目を挙げた。新垣比菜(19=ダイキン工業)と並んでいた17番でバーディーを奪い、振り切った。2位の全美貞(35=韓国)は史上3人目の生涯獲得11億円を突破した。

 大きく深呼吸して50センチのウイニングパットを沈めたささきの目から涙があふれた。苦しんでつかんだ分、2度目の勝利は、初優勝以上に心にしみた。

 「シード権がかかっているので、必ずトップ10には、と思ってスタートしました」。平常心が功を奏した。2番のバーディーで早々と首位の新垣を捉え、8番では新垣のダブルボギーで3打差を付けた。後半は一転、我慢が続く。16番で再び首位に並ばれたが、「自分がやっても不思議はない」と言い聞かせて迎えた17番。3メートルをねじ込んで勝利のバーディーにつなげた。

 初優勝では「ファンに覚えてほしいから」と登録名を「ささきしょうこ」に変えたことをアピールしたが、その後は重圧からか低迷。精神面の不安から病院にも通った。体調も崩し、昨季は途中棄権も3試合。まだ全快ではないが、今季は自分への過度な期待をやめるよう心がけ、30試合で棄権はゼロに。今大会までシード権ぎりぎりの48位だった賞金ランクも21位に浮上した。「最終戦のリコー杯に出られるし残り試合も頑張ればまたチャンスもある」。ささきが再び力強く歩き始めた。

 ◆ささきしょうこ 1996年(平8)6月8日生まれ、兵庫県加古川市出身の22歳。中学3年の11年、日本ジュニアで優勝しクラーク記念国際高に進学。ジュニア時代には男子のオープン競技にも参加した。15年のプロテスト合格を機に佐々木笙子から登録名を変更。16年は賞金ランク28位、17年は同37位。1メートル70、65キロ。

 ≪比菜、盛り返すも1打及ばす≫2勝目に1打届かなかった新垣が、悔やまれるのがパー5の8番だ。バンカーから7Iでの第2打がトップして出ず、5打目となったアプローチも寄せられなかった。最後は1・5メートルを外してダブルボギー。このホールでバーディーのささきに3打差を付けられてしまった。「後半は気持ちを切り替えて」盛り返すと、16番では再びささきと並んだが、17番で突き放された。「最終日にはいつも緊張するので、経験を生かして強くなりたい」と優勝争いの難しさを口にした。

 ▼2位全美貞 ショットは良かったものの、最終日もパットが悪かったのが1打足りなかった理由。11億円?日本でこんなに賞金を獲得できるとは思ってもいなかったので感謝している。(不動裕理、李知姫(イチヒ)に続き、史上3人目の生涯獲得賞金11億円を突破)

 ▼4位永峰咲希 ショットが良く、バーディーチャンスもたくさんつくることができました。チャンスに付けたところで、2つ3つ外してしまった。(6バーディーの66で追い上げも2打及ばず)

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