奥原 決勝でリオ金のマリンに敗れ準Vも手応え「完ぺきではない中で、ここまでこれたのは自信に」

[ 2018年9月16日 17:39 ]

<女子シングルス決勝>第2ゲーム、シャトルに食らいつく奥原(撮影・吉田 剛)
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 バドミントンのダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープン最終日は16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、女子シングルス決勝で、昨年の世界選手権覇者の奥原希望(23=日本ユニシス)はリオ五輪金メダルのカロリナ・マリン(25=スペイン)に2―1(19―21、21―17、11―21)で敗れ、3年ぶり2度目の優勝はならなかった。

 第1ゲームは19―16から今年の世界選手権女王のマリンの気迫あふれる攻撃を止められず、5連続失点で落とした。気持ちを切り替えて、第2ゲームを21―17で取り返したが、最終ゲームは序盤から相手にペースを握られ、11―21で落とした。「今の女王のマリン選手に、第1ゲームのリードした場面で打ち抜かれた。それを防げなかったことが大きかった」と悔しがった。

 準優勝に終わったが、気持ちは前向きだ。大会前はコンディションが今ひとつで不安を抱えていたが、試合を重ねる中で調子を上げていった。一昨年は大会中に右肩に痛みが発症し、その後、長期離脱し、昨年は右膝を負傷して準決勝のマリン戦を前に棄権した過去2大会の悪夢も払拭。「完ぺきではない中で、ここまでこれたのは自信になる。(五輪会場の)感触は悪くない」と手応えを強調した。

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