フクヒロ、雪辱の初優勝 移籍騒動も試合に集中「応援が力に」

[ 2018年9月16日 15:01 ]

ジャパンオープン・女子ダブルス決勝、優勝し、抱き合って喜ぶ福島(右)と広田(撮影・吉田 剛)
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 バドミントンのダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープン最終日は16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、女子ダブルス決勝では世界ランキング1位の福島由紀(24)広田彩花(25)組(岐阜トリッキーパンダース)が世界ランキング2位の陳清晨、賈一凡組(中国)を2―0(21―15、21―12)で下し、初優勝した。同種目の日本勢の優勝は14、17年の高橋礼華、松友美佐紀組以来2組目となった。

 8月のアジア大会では団体戦で勝ったが、個人戦で負けた相手。広田は「リベンジしたかったので、勝ててうれしい。ホームゲームで勝ちたい気持ちが強かった」と笑顔を見せた。

 師事する今井彰宏氏を追って、4月に再春館製薬所を退社し、岐阜トリッキーパンダースに移籍。しかし、今大会前には今井氏が金銭問題で日本協会の会員登録を無期限で認められない処分が決まった。そんな厳しい状況の中で、競技に集中しての初優勝。福島は「チームメートが岐阜から応援に来てくれた。応援していただいて、凄く力になった」と仲間へ感謝していた。

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