大坂 つかの間“東京の休日”、姉の予選→大相撲「楽しかった」

[ 2018年9月16日 05:30 ]

大相撲観戦する大坂なおみ(撮影・久冨木 修)
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 全米オープンで日本人初の4大大会シングルス制覇を成し遂げた大坂なおみ(20=日清食品)が15日、凱旋試合の東レ・パンパシフィック・オープン(17日開幕、アリーナ立川立飛)を前につかの間の“東京の休日”を楽しんだ。

 午前中は大会会場に姿を見せ、姉・まり(22)の予選1回戦を途中から応援した。全米期間中はフランスにいた姉とオンラインゲームで息抜きし、決勝直前にも緊張をほぐすために電話をかけた。この日は立場が入れ替わり、大坂が試合前のまりとコンビニに出かけて一緒におにぎりを食べ、試合中も拍手を送った。

 午後には大相撲観戦のために両国国技館を訪れた。大坂がマス席に陣取ると国技館の観客からもざわめきが起こった。中入り後の取組をマス席から観戦し、打ち出し後は八角理事長や横綱・白鵬らとも対面。「とても楽しかった」と充実の時間を過ごした。

 全米優勝後は米国でも帰国後もメディア対応やスポンサー関連のイベントをこなし、息つく間もなかった。今後もフィーバーが予想されるが、ようやく一呼吸。まりは「頑張って上手にプレーできれば誰にでも勝てる。フツーにやれ」と妹にエールを送った。英気を養い、フツーの力を発揮するためにも、大坂には貴重な時間となった。

 ≪初戦19か20日≫17日から始まる本戦の組み合わせ抽選が行われた。大坂は2回戦からの登場で、14年全豪準優勝のチブルコバ(スロバキア)と予選勝者のどちらか勝った選手と対戦する。全米戴冠後の初戦は19日か20日に行われる。

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