全日本ポーカーメインT決勝開幕 全国、海外から427人参加

[ 2018年9月16日 05:30 ]

ポーカーに初挑戦した天木じゅん(中央)は満面の笑みでゲームを楽しんだ
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 スポニチ主催「全日本ポーカー選手権(AJPC)2018」メイントーナメント決勝の1日目が15日、大阪・東大阪市の大商大ユニバーシティ・コモンズ リアクトで行われた。北海道から九州までの各エリア予選と、東日本・西日本の各予選を勝ち上がったプレーヤーのほか、韓国、台湾で行われたAJPCアジアンサーキットの各大会入賞者など計427人が参加した。

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法が今年7月に成立し、20年代半ばにも第1弾の開業が見通しとされる中、同選手権の決勝は最初の整備地として最有力視される大阪で初開催された。

 決勝開始前には、公益財団法人・大阪観光局の溝畑宏理事長(大阪観光局長)も来場しあいさつ。「大阪は台風21号の影響で皆様に心配をおかけしておりますが、21日から関西国際空港も復活し、南海も復旧します。大阪は心配なし。ポーカー選手権は年々、皆様のおかげで大変成長しております。ラスベガスの大会では約12万人が参加し、テニスの全米オープンよりも大きい賞金が出るほど、世界的にポーカーは凄いエンターテインメントとなっています。大阪でも将来の就職、稼ぎのお役に立てるIRを20年東京五輪の後に作る計画があり、大阪はこれからポーカーの聖地にしたいと思っております。今大会の優勝賞金は100万円ですが、いずれは1億、10憶となる時代になることを夢見て頑張ってください」と、力強い言葉でエールを送った。

 その後、囲碁棋士の伊田篤史八段や、元最高位日本プロ麻雀協会代表の井出洋介氏、女優・グラビアアイドルとして活躍する天木じゅん(23)らが参加しチャリティーマッチも行われ、約2時間半を超す激戦の末、伊田八段が優勝した。伊田八段は「久しぶりにポーカーをやりましたが、囲碁とは違い、難しさを感じました。また、時間があればポーカーしたいですね」と話す一方で、優勝賞金1万円をチャリティー募金として寄付した。

 メイントーナメントは17日まで行われ、国内最強のポーカープレーヤーが誕生する。また、開催期間中にレディース、シニア、ジュニアの各トーナメント優勝を決定する決勝も同時開催される。

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