野口 女子ボルダリング2位、3大会連続メダル「自信になる」

[ 2018年9月16日 05:30 ]

スポーツクライミング 世界選手権第8日 ( 2018年9月14日    オーストリア・インスブルック )

スポーツクライミング世界選手権女子ボルダリング決勝 2位に入った野口
Photo By 共同

 女子ボルダリングの決勝が行われ、ジャカルタ・アジア大会複合金メダルで29歳の野口啓代(TEAM au)が2位に入り、3大会連続でメダルを獲得した。21歳の野中生萌(同)は5位。リードで2位だったヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が優勝した。女子はリード、スピード、ボルダリングを終え、20年東京五輪でも実施される3種目の複合で野口が3位、野中が4位となり、上位6選手による16日の決勝に進んだ。

 野口は4課題のうち2完登を記録して銀メダル。複合の決勝に進む6人に順当に名を連ね「リードもスピードも練習不足の中で残れた。自信になる」と声を弾ませた。東京五輪を見据え、個人トレーナーの下で体づくりを進める。「今季これだけタフな戦いの中で一つもケガをしなくて、常にいい状態で大会に臨めている」と成果を口にする。日本女子の第一人者は、総合力が試される複合で今大会2個目のメダル獲得を目指す。

 ≪男子楢崎智は連覇ならず≫15日には男子ボルダリングが行われ、前回16年大会を制した楢崎智亜(TEAM au)が準決勝で7位に終わり、上位6人による決勝に進めず、2連覇を逃した。上位6人は全課題をクリアし、藤井快(TEAM au)が1位、原田海(神奈川大)が4位、渡部桂太(住友電装)が5位で突破した。

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