ラグビー南半球4カ国対抗戦 南アフリカが王者ニュージーランドを下す番狂わせ

[ 2018年9月16日 10:19 ]

前半25分にトライを決める南アフリカのウィリー・ル・ルー (AP)
Photo By AP

 ラグビーの南半球4カ国対抗戦(ザ・ラグビーチャンピオンシップ)は15日に第4節が行われ、世界ランキング7位の南アフリカが36―34(前半24―17)で同1位のニュージーランドを、同9位のアルゼンチンが23―19(前半17―14)で同5位のオーストラリアを下した。

 第4節は南アフリカが王者ニュージーランドを破る番狂わせ。エラスマス監督は「敵地でニュージーランドに勝てたなんて信じられない」と声を震わせ、「これはワールドカップで我々に希望を与える勝利だ」と続けた。来年に日本で開催されるワールドカップで、南アフリカとニュージーランドは1次リーグで同組に入っている。

 アルゼンチンも敵地で世界ランキング上位のオーストラリアに勝利。オーストラリアが地元でアルゼンチンに敗れるのは、35年ぶりのことだという。主将のポーコックは「辛い敗戦だが、アルゼンチンを称えたい。賢くプレーし、我々にプレッシャーをかけていた」と試合後に話した。

 この結果、1位は3勝1敗のニュージーランド。南アフリカとアルゼンチンは2勝2敗で並ぶが、勝ち点と得失点差で2位が南アフリカとなり、1勝3敗のオーストラリアが4位となった。30日の第5節はニュージーランドがアルゼンチンと、南アフリカがオーストラリアと対戦する。

続きを表示

2018年9月16日のニュース