勝みなみ プロ初の棄権に涙 腰痛悪化「悔しいです」

[ 2018年9月15日 11:49 ]

<マンシングレディス第2日>2番ティーを冴えない表情で出て行く勝みなみは腰痛で棄権する(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの第49回マンシングウェアレディース東海クラシック(賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円)は15日、愛知県美浜町の新南愛知カントリークラブ美浜コース(6446ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。首位に5打差の28位からスタートした“黄金世代”勝みなみ(20=明治安田生命)は前半の9ホールを終了した時点で腰痛のため棄権した。勝のプロツアーでの棄権は初めて。

 「右の腰が痛くて…。きのう(第1ラウンド)は痛み止めをやっていたんですけど、やっぱりきょう途中から痛みが出始めて…。悔しいです」クラブハウスに戻ってくる時には目に大粒の涙。それでも気丈に大会スポンサーなど関係者に挨拶し、コースを後にした。この後は一度、拠点のある東京に戻り、医師の診察を受ける。

 今季は5月のヨネックスレディースから2週連続で2位を記録するなど前半戦は念願のツアー2勝目まであと一歩の活躍を見せていたが、8月のニトリレディースから先週の日本女子プロ選手権まで3試合連続予選落ちと調子を落としていた。今週は久々の好位置で2日目を迎えたが、以前から時折、顔を出していた右腰の痛みが悪化。スタートの1番パー4(376ヤード)で第1打を右にOBしてダブルボギー、最終ホールとなった9番パー4(406ヤード)ではOBと池ポチャでダブルパーを記録するなどハーフ46を叩いた。

 21日に開幕する次戦のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(宮城・利府ゴルフ倶楽部)にはエントリー済みだが、出否は検査結果次第となる。

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2018年9月15日のニュース