三宅会長 パワハラ騒動で謝罪 来週にも当該元選手に話を聞き調査結果によって第三者委員会立ち上げへ

[ 2018年9月15日 19:18 ]

会見の冒頭であいさつした三宅会長
Photo By スポニチ

 日本ウエイトリフティング協会は15日、都内で理事会を開き、三宅義行会長(72)による過去のパワハラ疑惑についてコンプライアンス委員会が調査に乗り出し、来週にも当該元選手に話を聞くことを確認した。

 理事会後に行われた記者会見では、冒頭で三宅会長が「皆様方にご迷惑とご心配をかけ、申し訳なく思う」と謝罪。「(調査結果が)どのような結果であれ、その結果に従う」と話して退席した。小宮山哲雄専務理事によると、来週中にも当該選手から話を聞くことになっているといい「調査結果によっては第三者委員会を立ち上げることも本日確認した」とした。

 協会によると、9月1日に行われた常務理事会で過去にパワハラ行為があったことが常務理事から指摘があった。三宅会長のパワハラ行為を告発したのは15年夏までに引退している女子の元トップ選手が指導者に三宅会長(当時副会長)からのパワハラを訴えた。同年8月に三宅氏、当時の専務理事、当該選手の指導者、所属先社長で話し合ったという。4者協議の前後を通して元女子選手や関係者からのパワハラなどの申し出はなく、本協会に対する申出書も提出されていない。

続きを表示

2018年9月15日のニュース