納谷 実父・元貴闘力の「気の抜けた顔をしやがって」に発奮

[ 2018年9月15日 14:40 ]

大相撲秋場所7日目 ( 2018年9月15日    両国国技館 )

<秋場所7日目>勝誠(左)を押し出しで下す納谷(撮影・沢田 明徳)
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 大鵬の孫、幕下・納谷が勝誠を下し2勝2敗の五分に戻した。

 立ち合いで相手に左を差され中に入られるが、右から抱えむ形でそのまま押し出した。

 「しっかり我慢して小手に振られないように気を付けていました。突き放していきたかったんですけど、うまくいかなくて」

 前日2敗目を喫した後には埼玉栄高校時代の山田監督から「おまえの形じゃない」と激励の電話を受けた。父で元貴闘力の鎌苅忠茂氏からも「気の抜けた顔をしやがって。見ててイライラする」とキツい言葉で励まされたという。

 「親方からも凄い言われて、落ち込むよりはやってやると思いました」

 師匠の大嶽親方(元十両・大竜)からは「すぐに小手に振らず前に出ろ」とアドバイスされ、その言葉通りの相撲内容で流れを変えた。

 残り3番。勝ち越しに向け「調子を上げていきたいです」と気持ちを高めていた。

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2018年9月15日のニュース