大坂まり、妹なおみへのエールは「フツーにやれ」

[ 2018年9月15日 13:39 ]

女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン ( 2018年9月15日    、東京・アリーナ立川立飛 )

<東レパンパシフィック予選>妹・なおみ(後列左から2人目)が見つめるなか、サーブを放つ大坂まり(撮影・西海健太郎)
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 世界ランキング344位の大坂まり(22)は予選1回戦で同156位のアントニア・ロットナー(22=ドイツ)に3―6、6―4、3―6で敗れ、本戦出場はならなかった。2年前からフランス人コーチをつけ、今季はクレーコートが主戦場。この日が今季ハードコート初戦とあって「相手のサーブに慣れるのに時間がかかった。もっと早くなれれば第1セットも取れたはず」と残念がった。1メートル80の妹・なおみに比べて1メートル63と小柄なだけに、長身の相手のサーブ攻略にも苦しんだ。

 なおみの全米オープン優勝はフランスでテレビ観戦し「自分の子供みたいだから凄くうれしかった」と我がことのように喜んだ。この日の試合前には姉妹でコンビニに出かけて一緒におにぎりを食べ、第2セット途中からはなおみも応援に駆けつけるなど仲良しぶりは相変わらず。姉妹同時本戦出場はならなかったが、大会初制覇を狙う妹に向けて「上手にプレーできれば誰にでも勝てる」と信頼を寄せ、「フツーにやれ」とエールを送った。

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2018年9月15日のニュース