錦織、初の全英8強「ひとつ壁を破れた」治療の右肘は「たぶん大丈夫」

[ 2018年7月10日 01:39 ]

テニスウィンブルドン選手権 男子シングルス4回戦 ( 2018年7月9日    英ロンドン・オールドイングランド・クラブ )

ウィンブルドン4回戦に登場した錦織(AP)
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 男子シングルス4回戦で錦織圭(28=日清食品)がエルネスツ・ガルビス(29=ラトビア)に逆転勝ち。日本男子では95年の松岡修造以来となるウィンブルドン8強入りを決めた。

 「大変な試合だった」と3時間半に迫る激闘を振り返った錦織。第1セットを4―6で先取され、「出足が良くなくて、どうなることかと思った。2セット目からは落ち着いて自分のテニスを取り戻せた」と話した。

 「2つのタイブレークを取れたのが大きかった」と語ったように、試合のターニングポイントとなったのはタイブレークにもつれ込んだ第2、第3セット。「3セット目は落とす可能性もあった。苦しいタイブレークだった。よくしのげたという感じ」と振り返った。

 第1セット終了後に右肘付近を治療する場面もあったが、「今日じっくり治療します。たぶん大丈夫」と軽症を強調。自身初のベスト8入りに「ひとつ壁を破れたので、どんどん進んでいきたい」と充実感をにじませた。

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2018年7月9日のニュース