松井 セブンズ代表復帰!落選リオ五輪雪辱だ 20日W杯開幕

[ 2018年7月9日 05:30 ]

ラグビー7人制W杯代表に選出された松井(右から2人目)ら
Photo By 共同

 日本ラグビー協会は8日、都内で7人制W杯(20〜22日、米サンフランシスコ)の男女日本代表メンバーを発表し、男子は16年リオ五輪でバックアップ選手だった松井千士(ちひと、23=サントリー)ら13人が選ばれた。会見では青のセカンドジャージーのモデルを務めた松井は「W杯という大きな舞台で力を発揮することが一流の選手。しっかり実力を見せたい」と語った。

 リオ五輪は最終段階で落選。選手村に入れず、スタンドで悔しさを味わった。五輪後は15人制に専念したが、昨年10月のパナソニック戦で左足の指4本を脱臼骨折。練習復帰は今年6月という大ケガだったが、松葉づえが取れていない時期から岩渕健輔ヘッドコーチに「力を貸してほしい」と打診を受け、再びセブンズに戻ってきた。状態は万全とは言えないが「100%ではないという言い訳はしたくない。スピードも戻ってきている」と強気。目標の8強入りへ、まずは初戦のウルグアイ戦に全精力を注ぐ。

 ▽7人制W杯 7人制ラグビー世界一を決める4年に1度の祭典。93年、男子のみで第1回が開催され、09年の第5回大会からは男女共催となった。16年リオから五輪正式種目に追加されたため、今大会は13年のモスクワ大会以来、5年ぶりの開催となる。出場国は男子が24、女子が16カ国。今大会はグループリーグが廃止され、全試合がトーナメント方式で行われる。

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2018年7月9日のニュース