桐生祥秀、バタバタ欧州遠征出発…2日前に参戦決定 足りないものは現地調達

[ 2018年7月9日 11:16 ]

欧州遠征出発前に空港で取材に応じた桐生
Photo By スポニチ

 陸上男子100メートル日本記録保持者の桐生祥秀(22=日本生命)が9日、ダイヤモンドリーグ・ラバト大会(13日、モロッコ)出場のため成田空港から出発した。アフリカ大陸でのレースは初めてというが「モロッコは何があるんですか? 何もイメージつかないですけど、景色ですかね?」といつも通り。自然体で強豪と勝負するつもりだ。

 2日前に最高峰の陸上大会出場が決まったが慌てる素振りはない。「とりあえず、ユニフォームとスパイクがあれば大丈夫。あとは現地で何とかします」。100メートルで対戦する選手もまだ確認していないといい、9秒台の選手が何人も出場することを取材陣から聞かされると「そうなんですね、初耳です」と笑みを浮かべていた。

 桐生はダイヤモンドリーグラバト大会を走った後は、18日にスイスで100メートル、22日はダイヤモンドリーグロンドン大会で400メートルリレーに出場する予定となっている。

続きを表示

2018年7月9日のニュース