大坂 元世界1位に完敗…センターコートに「のまれた。残念」

[ 2018年7月9日 05:30 ]

テニス ウィンブルドン選手権第6日 女子シングルス3回戦   大坂0―2ケルバー ( 2018年7月7日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ポイントを許しガックリする大坂
Photo By 共同

 テニス選手ならば誰もが憧れるウィンブルドンのセンターコート。大坂も「いつもテレビで見ていた場所」と特別な思いで足を踏み入れたが、その雰囲気に「のまれた」。浮足だったところに、過去の対戦よりも積極的に踏み込んできたケルバーのプレーが追い打ちをかけた。こちらもと思って強打を打ち込んでも、守備力の高い元世界1位にはね返される。ブレークポイントすらつかめない完敗に「もっと楽しめたんじゃないかと思う。そこが一番残念」と肩を落とした。

 4大大会の3回戦ではこれが7敗目。まだ浮き沈みのある精神面を含め、「うまくいかない状況でも勝つ術(すべ)を見つけ出せないと」と頂点に至るための課題を思い知らされた。

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2018年7月9日のニュース