史果 新1W「しっくり」、今季最高2差2位に「大きな収穫」

[ 2018年7月9日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニッポンハム・レディース最終日 ( 2018年7月8日    北海道アンビックス函館C上磯GC=6378ヤード、パー72 )

18番、バーディーパットを決めギャラリーの声援に応える川岸史果(右はアン・ソンジュ)(撮影・沢田 明徳)
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 3位から出た川岸史果(23=加賀電子)が、6バーディー、2ボギーの68で回り、通算11アンダーで今季最高の2位に入った。一時は首位に追いつくなど健闘したが、通算2勝目はならなかった。67をマークし、通算13アンダーとしたアン・ソンジュ(30=韓国)が今季3勝目、通算26勝目を挙げた。

 優勝争いに敗れはしたが、川岸の表情は明るかった。今季自己最高の2位。「アン・ソンジュ選手は隙がなかった。いい勉強になりました」と振り返った。

 最後まで諦めなかった。首位と3打差で迎えた18番(パー5)。「2オンを狙っていました」と、ピンまで246ヤードの第2打を3Wで振り抜いた。ピン手前15メートルに2オンし、2パットでバーディーフィニッシュ。首位には2打届かなかったが、「すっきり終われました」とうなずいた。

 5月の中京テレビ・ブリヂストン・レディースで1Wが破損。数種類を試しており、今大会から新しい1Wで臨んでいた。「ドライバーがしっくりきて自信を持って振れている。大きな収穫」。新たな“相棒”が、好成績を後押しする形となった。昨季は初優勝するなど獲得賞金は8000万円を超えた。一方で今季は前戦まで799万8071円。「なるべく稼ぎます」と語っていた目標通りに、賞金790万円を積み上げた。

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2018年7月9日のニュース