ロシア 平昌個人参加選手リスト近く発表、スポーツ相が明かす

[ 2017年12月8日 05:30 ]

 ロシアのコロプコフ・スポーツ相は7日、来年の平昌冬季五輪に個人資格で参加する選手のリストを近く発表する予定と明らかにした。ロシアから同五輪に参加できる選手は、ドーピング違反がないことなどの条件をクリアした者の中から最終的には国際オリンピック委員会(IOC)が決める。

 平昌五輪への参加問題について、ロシアは12日に予定される選手らも出席したロシア・オリンピック委員会(ROC)の総会で最終決定するとしているが、コロプコフ氏は「正式には総会で発表予定だが、(発表は)総会前の可能性もある」と話した。

 ロシアは国家ぐるみのドーピング問題でIOCが5日に発表した処分により、ロシア選手団としての平昌五輪参加は禁じられたが、国旗や国歌を使用できない個人資格での参加は認められた。プーチン大統領は「政権が邪魔することはない」とボイコットはしない意向を示している。

 また、IOCのアダムス広報部長は資格を停止したROCが条件を満たせば、平昌五輪の閉会式で国旗や国歌の使用を解禁するとの見解を示した。

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2017年12月8日のニュース