公式練習で宮原ノーミス、樋口は懸命に修正　ＧＰファイナル今夜女子ＳＰ

＜グランプリファイナル２日目＞公式練習で入念に演技を確認する宮原知子（撮影・椎名　航）
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　フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）ファイナル（名古屋市ガイシプラザ）の女子ショートプログラム（ＳＰ）を８日夜に控え、宮原知子（１９＝関大高）、樋口新葉（１６＝日本橋女学館高）らが午前の公式練習で汗を流した。

　宮原は「ＳＡＹＵＲＩ」を流しての滑走で３回転ルッツ―３回転トーループ、３回転ループ、ダブルアクセルとジャンプを全て決めた。樋口は「ジプシーダンス」でルッツ―トーループの連続３回転がルッツの単発に。その後もジャンプでミスが目立ち、懸命にジャンプの修正に努めた。

　昨季の世界ジュニア女王で今季ＧＰシリーズ連勝のアリーナ・ザギトワ（１５＝ロシア）は試合では組み込まないルッツ―ループ―ループの３連続３回転を軽やかに着氷した。

　　１番滑走の宮原は１９時２分、２番滑走の樋口は１９時９分、最終滑走のザギトワは１９時３５分に登場予定だ。