宇野「順位気にしていない」自然体で今夜男子フリーへ GPファイナル公式練習

[ 2017年12月8日 11:12 ]

<グランプリファイナル2日目>公式練習で入念に演技を確認する宇野昌磨(撮影・椎名 航)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(名古屋市ガイシプラザ)の男子フリーを8日夜に控え、ショートプログラム(SP)2位からの逆転優勝を狙う宇野昌磨(19=トヨタ自動車)が午前の公式練習参加後に取材に応じ、「順位を気にしていない。やりたいことをやりたい」と静かに闘志を高めた。

 フリーで4種類の4回転ジャンプに計5度挑む予定。「チャレンジジャンプはループとサルコー。どちらも確率が良くないので、それ以外を安定させられるようにしたい」と話した。フリー使用曲の「トゥーランドット」を流しての滑走ではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を1度跳んだだけで、流れやスケーティングを確認。「ジャンプをやらなかったからこそ、他を意識した」と意図を説明した。

 SP首位のチェン(米国)は4番滑走で20時47分、最終滑走の宇野は21時4分に登場する。

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2017年12月8日のニュース