スノボ竹内智香、トレーナーも太鼓判「彼女はスーパーウーマン」

友岡和彦トレーナーとメニューをこなす竹内智香
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　スノーボード・アルペン女子の竹内智香（３３＝広島ガス）が２０日、都内でフィジカルトレーニングを公開した。パラレル大回転で銀メダルを獲得したソチ五輪後に本格的にフィジカル強化に着手。「フィジカルを鍛えたからといってスノーボードの技術が上がるわけではない」と冷静に効果を見極めつつも、「最初は膝をついての腕立てしかできなかったが今は普通にできる。ベンチプレスも２０キロの棒から始めて今は４０キロ×１０回でやっている」と成長を実感している。

　今年の５月からは、野球のメジャー球団で１０年に渡ってトレーナーを務めてきた友岡和彦氏（４６）に師事し、主に瞬発力を鍛えてきた。友岡氏は「フィジカルは４年前までやっていなかったので、もっと伸びしろがある」と語り、「彼女はスーパーウーマンという感じ。メンタル的にも金メダルを疑わず、子供のようにイノセント」と頼もしく眺めた。１２月のＷ杯開幕戦には友岡氏も帯同し、遠征中もトレーニングを継続する。５度目の五輪出場を見据える竹内は「アスリートとして期待されることは幸せなこと。それを力に変えられたら五輪でもいい結果につながる」と気合いを入れた。