ビルズの新人QBピーターマンが屈辱的なワースト記録 前半でインターセプト5回

[ 2017年11月20日 12:19 ]

前半で5つのインターセプトを喫したビルズのピーターマン(AP)
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 18季ぶりのプレーオフ進出を目指しているNFLビルズは19日、敵地カリフォルニア州カーソンでチャージャーズと対戦。ショーン・マクダーモット監督(43)は不振のタイロッド・テイラー(28)に代わって、ドラフト5巡目(全体171番目)に指名した新人ネイサン・ピーターマン(23)を先発QBに起用した。

 ところがこれが大誤算。プロ初先発となったピーターマンは最初の2つのパスは通したものの、第1Qだけで3つのインターセプトを喫し、第2Qにも2つを奪われて前半で退いた。パス試投14回(成功6回)のうち5回がインターセプトという散々な内容。チャージャーズのLBコーリー・トゥーマー(28)には59ヤードのリターンTDを奪われ、敗因を1人で作る悪夢のような一戦となった。

 前半でのインターセプト5回は、2001年以降ではリーグ・ワースト。第1Qでの3回は、2014年10月16日にジェッツのジーノ・スミスがビルズ戦で喫して以来の屈辱的な記録となった。

 マクダーモット監督は後半からテイラーを起用したが時すでに遅し。ビルズは24―54(前半7―37)で敗れて5勝5敗となり、プレーオフ進出に赤信号が点灯した。

 チャージャーズは4勝6敗。2006年以来、195試合連続の先発となったQBフィリップ・リバース(35)は251ヤードと2TDをパスで稼いで勝利に貢献。チームは3試合ぶりに白星をもぎとった。

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2017年11月20日のニュース