今井月 高地トレーニングの効果に感激「凄い楽で、びっくり」

[ 2016年8月1日 05:30 ]

 リオデジャネイロ五輪競泳代表の今井月(るな、15=豊川高)が30日、五輪水泳競技場で初練習を行い、高地トレーニングの効果を実感した。標高2350メートルのスペイン・グラナダで6月中旬から約1カ月半にわたり合宿を敢行。高地に順応する前の7月上旬には100メートルバタフライの練習で、50メートルをターンして2ストロークで腕が上がらなくなり「初めて練習で止まりました。悔しくて泣きました」と苦しんだ。だが、この日に行った出場種目である200メートル個人メドレーの練習では「高地では本当に苦しかったけれど、平地で泳いでみると凄い楽で、びっくり」と驚異的なパワーアップに自ら驚いた。

 心肺機能だけでなく背泳ぎも強化。練習メニューに背泳ぎのドリルを多く取り入れ「(100メートルで)1秒ぐらいは平均して上がったと思います」とスピードアップ。特訓の成果に自信を深めていた。

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2016年8月1日のニュース