松山不満も36位で決勝Rへ「もどかしい一日」

[ 2016年5月15日 05:30 ]

15ばんでアプローチショットを放つ松山(AP)

米男子ゴルフツアー プレーヤーズ選手権第2日

(5月13日 米フロリダ州ポンテベドラビーチ TPCソーグラス=7215ヤード、パー72)
 23位から出た松山英樹(24=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算5アンダーの139と伸ばし、ホールアウトした。雷雨で33人がプレーを終えられなかったが、14日に第2ラウンドの残りが行われ、松山は36位となり決勝ラウンドに進んだ。世界ランキング1位のジェーソン・デー(28=オーストラリア)が66をマークし、通算15アンダーで首位を守った。

 1つスコアを伸ばすにとどまった松山は「良いところがないです。もどかしい一日だった」と疲労感を漂わせた。

 出だしの10番で第2打をグリーン奥のラフに外すと、アプローチが10メートル以上オーバーしていきなりボギーとつまずいた。11、12番は連続バーディーで取り戻したが、その後の12ホールはパー。前半には1パットのパーが4度と粘ったが、「パーパットが入っているのは良かったが、いいところからピンチにしてしまった。ナイスセーブと言われてもうれしくない」と口をとがらせた。

 連日、日中は気温30度を超える上に湿度も高い過酷な状況。ホールアウト後は「かみ合えば(上位に)いけそうだから、決勝は1個でもバーディーを多く取りたい」と気持ちを切り替え、足早にコースを後にした。

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2016年5月15日のニュース