錦織 初4大会連続4強「確実にレベルアップできている」

[ 2016年5月15日 05:30 ]

男子シングルス準々決勝でドミニク・ティエムを破り、ガッツポーズする錦織

テニスイタリア国際

(5月13日 イタリア・ローマ)
 男子シングルスで世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)が今大会初の4強入りを決めた。準々決勝で世界15位のドミニク・ティエム(22=オーストリア)に6―3、7―5でストレート勝ち。3月のマイアミ・オープンから自身初となる出場4大会連続でのベスト4進出となった。準決勝では2週連続で世界1位のノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)と対戦することになった。

 今季すでに2勝を挙げるなど台頭著しい新鋭の挑戦を退けた。フェデラー(スイス)を破って勝ち上がってきたティエムの勢いを止め、「難しい相手だった。最後まで我慢してプレーできた」と右拳を突き上げた。

 冷静な戦術眼で地力の差を示した。ティエムは片手バックハンドのパワフルなショットが持ち味。序盤はそれを避けてフォア側に集める作戦を取った。しかし「バックハンドが目立つけどフォアハンドの方が強い。最初はフォアに集めすぎて彼のプレーを良くさせていた。途中からやっと気づいた」と方針転換。片手バックが対応しづらい高いボールを織り交ぜるなど、1―3の劣勢から5ゲームを連取した。

 これまでは3大会が最高だったが、これで自身初の出場4大会連続4強入りとなった。しかも、そのうち3つが4大大会に次いで格付けの高いマスターズであることも大きな意義がある。「去年よりも、おととしよりも、確実にレベルアップできている」と自信にもつながった。

 ただし、タフな戦いが続けば故障の不安は高まる。第2セットの第6ゲーム前にはドクターとトレーナーを呼び、「セットの初めぐらいに痛みを感じた」という右股関節の治療を受けた。「明日になってみないと分からない部分もある」と今後に不安は残った。無理は禁物。前哨戦をいい形で終えられれば、全仏オープン(22日開幕)にも大いに弾みがつく。

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