ウォリアーズ シーズン最多タイ72勝目!鬼門で19年ぶり勝利

[ 2016年4月11日 11:53 ]

37得点をマークしたウォリアーズのステファン・カリー(AP)

 NBAは10日に各地で9試合を行い、すでにリーグ全体の首位を決めているウォリアーズはスパーズを92―86(前半35―35)で下して72勝9敗。通算33連敗を喫していた苦手の敵地サンアントニオ(テキサス州)で97年2月14日以来、19年2カ月ぶりに勝利を挙げ、95年シーズンにブルズが樹立していたシーズン最多勝利記録に並んだ。13日に地元オークランドで行われる今季最終戦のグリズリーズ戦に勝てば、単独最多の73勝目となる。またロードでは今季34勝目(7敗)となり、ブルズの33勝(8敗)を上回って史上最多となった。

 ステファン・カリー(28)はチーム最多の37得点をマーク。勝負どころの第4Qは78―73で迎えた残り5分47秒からコートに戻り、ここから10得点を稼いでチームを引っ張った。

 スパーズはホーム今季40戦目で初黒星を喫して65勝15敗。ウォリアーズが今季にマークしていたホーム通算連勝のリーグ記録(54連勝)を追走していたが、この記録も「48」で消滅した。ホームで敗れたのは昨年3月12日のキャバリアーズ戦(125―128=延長)以来で、地元ファンにとってはショッキングな一戦となった。

 西地区全体7位のマーベリクスは敵地ロサンゼルスで同4位のクリッパーズに91―98(前半47―49)で敗れて41勝39敗。連勝は6でストップし、9位のロケッツが勝ったためにプレーオフ出場権の獲得はおあずけとなった。

 クリッパーズは5連勝で52勝28敗。ブレイク・グリフィン(27)が17得点11リバウンド、ジャマール・クロフォード(36)が22得点を稼いで勝利に貢献した。

 ペイサーズは地元インディアナポリスでネッツを129―105(前半69―41)で退けて43勝37敗。ブルズ(40勝40敗)に3ゲーム差をつけ、東地区全体で順位を8位から7位に上げてプレーオフ進出が決まった。ピストンズ(43勝27敗)はペイサーズと同率ながら8位に後退。ネッツは8連敗で21勝59敗となった。

 西地区全体9位のロケッツは40得点をマークしたジェームズ・ハーデン(26)の活躍でレイカーズに130―110(前半55―53)で勝って39勝41敗。レイカーズは今季で現役を引退するコービー・ブライアント(37)が27分の出場で35得点をたたき出したが5連敗を喫し、16勝54敗となった。

 <その他の結果>

ウィザーズ(39勝41敗)113―98ホーネッツ(46勝34敗)、バックス(33勝47敗)109―108(延長)76ers(10勝70敗)、ジャズ(40勝40敗)100―84ナゲッツ(33勝48敗)、ヒート(47勝33敗)118―マジック(34勝46敗)、ラプターズ(54勝26敗)93―89ニックス(32勝49敗)

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2016年4月11日のニュース