市民の誇りだった…桃田 故郷からエール 4年後へ「再起して」

[ 2016年4月11日 09:55 ]

 違法カジノ店で賭博行為をしたバドミントン男子桃田賢斗(21)が10日、無期限の試合出場停止処分となったことに、出身地の香川県では「ペナルティーは当然」との指摘の一方で、2020年の東京五輪を見据え「再起してほしい」との声も上がった。

 桃田が小学5~6年生の時に指導した「香川バドミントンスクール」(高松市)の代表吉川和孝さん(65)は、日本バドミントン協会の処分に理解を示した上で「東京五輪に向け、心を切り替えて準備してほしい。協会にも復帰できるような態勢をつくってもらいたい」と要望した。

 桃田の実家がある同県三豊市では、「めざせ! リオ金」などと記し、市役所支所に掲げられた横断幕が11日に撤去された。実家はひっそりとした様子で、近くに住む40代の女性は「市民の誇りだっただけに残念。実力がある選手なので、再起してほしい」と話した。

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