日本選手のリオ出場は流動的…桃田を世界連盟登録から外すことも検討

[ 2016年4月11日 07:07 ]

8日の会見で謝罪する桃田

 日本バドミントン協会は10日、都内で緊急理事会を開き、違法カジノ店でバカラ賭博をしていた8人に対する処分を発表。世界ランキング2位の桃田賢斗(21)は日本代表選手の指定解除と無期限の競技会出場停止となり、メダルが期待されたリオ五輪出場は消滅した。リオ五輪で桃田に代わる日本選手が出られるかは流動的な状況だ。

 男子シングルスの出場枠は「38」で、昨年5月から1年間の国際大会で稼いだポイントによるランキングで決まる。

 (1)1~16位に2人以上がランクインしている場合は2人(2)順位にかかわらず1人以上がランクインしている場合は1人。日本は桃田が2位、ロンドン五輪8強の佐々木翔(トナミ運輸)が次点の26位で(2)にあてはまる。

 桃田が出場を辞退しても有資格者とみなされれば、佐々木には権利が繰り下がらず、日本の男子シングルスは0になる可能性もある。日本協会は世界バドミントン連盟(BWF)に問い合わせ、桃田を世界連盟の登録から外すことも検討するという。

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2016年4月11日のニュース