米ゴルフ場でヒヤリ、軽飛行機がフェアウェーに墜落 10代が操縦

[ 2016年3月20日 19:37 ]

ショットを放つゴルファー (AP)

 AP通信は19日、米国のカンザス州ウィチタにあるゴルフ場に10代の少年が操縦する軽飛行機が墜落したと報じた。

 事故は18日に発生。17歳の少年が操縦していたのは、ムーニー社が1966年に製造した軽飛行機で、近所の住民の話では、低空飛行を続けた同機はそのままそっとゴルフ場のフェアウェーに機体を打ちつけ止まったという。

 機内には少年以外に18歳の女性も同乗。住民が駆けつけた際、少年は額から血を流し、女性は出血のほかに目を負傷していたというが、搬送された病院で治療を受け、すでに女性は退院。少年も容態が安定しているという。

 警察によると、事故機は少年がレンタルしたもので、テネシー州ナッシュビルからウィチタに向かう途中だったとのこと。連邦航空局がこの件を調査しており、「エンジン故障で空港までたどり着けなかった」との報告がされている。

 なお、事故当日はとても寒く、風も強かったためにプレーするゴルファーはいなかったとのこと。ゴルフ場の職員は「ゴルフ日和でなくてよかった」と犠牲者が出なかったことに胸をなでおろしていた。

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2016年3月20日のニュース