本田真凜 世界ジュニア初優勝!自己ベスト大幅更新「楽しんで滑れた」

[ 2016年3月20日 00:39 ]

女子フリーで演技する、優勝した本田真凜

 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権最終日は19日、ハンガリーのデブレツェンで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で2位につけた本田真凜(14=大阪・関大中)が、フリーでも自己ベストを更新する126・87点をマーク、合計でも自己ベストを10点以上更新する192・98点を出して初優勝を飾った。

 本田は冒頭の3回転ルッツ、続くサルコー、トーループの連続3回ジャンプを決めると最後まで安定した演技を披露。フィニッシュを決めた後には、ガッツポーズを見せ、観客からの大きな拍手に応えていた。日本女子の優勝は2010年村上佳菜子以来6年ぶり7回目。

 SP5位の樋口新葉(15=東京・開智日本橋学園中)もフリーで自己ベストを更新する125・65点を出し、合計183・73点で昨年に続き3位に。SP8位の白岩優奈(14=京都醍醐ク)は115・36点、合計171・59点で4位に入った。

 マリア・ソツコワ(15=ロシア)がフリー123・94点、合計188・72点で2位となったが、SP首位のアリサ・フェディチキナ(14=ロシア)は棄権した。

 ▼本田真凜の話 すごく楽しんで滑れた。本当に緊張しなかった。今までで一番のフリーができた。表彰台を目標にしていたので良かった。

 ▼樋口新葉の話 (5位と出遅れた)SPの後は、表彰台は無理だと思った。(フリーでは)逆に、楽に滑ることができた。

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