稀勢、勢との全勝対決制し単独トップ!1敗死守の奨菊と9日目激突

[ 2016年3月20日 17:58 ]

全勝対決を制し、単独トップに立った稀勢の里

大相撲春場所8日目

(3月20日 エディオンアリーナ大阪)
 大相撲春場所8日目は20日、エディオンアリーナ大阪で行われ、ここまで全勝同士の大関・稀勢の里と平幕の勢が対戦。稀勢の里が寄り切りで勝ち、単独トップに立った。

 稀勢の里は、勢の粘りに苦戦しながらも冷静な相撲を展開。最後は寄り切って全勝を守り、単独トップに躍り出た。勢は小手投げで見せ場を作ったが、惜しくも及ばず1敗に後退した。
 
 綱獲りが懸かる大関・琴奨菊は栃煌山と対戦。立ち合いで苦しい体勢になるも押し返し、そのまま押し出して1敗を死守した。21日の9日目に全勝の稀勢の里と対戦する。

 横綱・白鵬は結びの一番で嘉風を圧倒し、1敗追走。鶴竜も碧山を寄り倒して1敗を守った。2敗の日馬富士も蒼国来を寄り切りで下した。

 カド番の豪栄道は変化からの叩き込みで栃ノ心を下し、1敗キープ。照ノ富士は隠岐の海にあっさりと土俵下へ落とされ、3敗目を喫した。

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2016年3月20日のニュース