松山 8差も手応え「69」 首位デーから勉強「いいもの見た」

[ 2016年3月20日 05:30 ]

第2ラウンド、14番でバンカーショットを放つ松山英樹

米男子ゴルフツアー・アーノルド・パーマー招待第2日

(3月18日 米フロリダ州オーランド ベイヒル・クラブ=7419ヤード、パー72)
 27位から出た松山英樹(24=LEXUS)は4バーディー、1ボギーの69で回り通算5アンダー、139で16位に上がったが、首位との差は4打から8打に広がった。松山と同組だったジェーソン・デー(28=オーストラリア)が65と伸ばし、通算13アンダーで首位を守った。

 松山は、出だしの10番で2打目を1メートルにつけてバーディー発進。12番は2メートルを沈めた。第1ラウンド“池ポチャ”のダブルボギーだった18番は、2打目が前日同様グリーン手前の岩場に落ちたが、池ではなくグリーン奥のバンカーへ。「ラッキーもあって、よくパーセーブできた」と息をついた。前半はショットが不安定だったが、後半は「当たりがしっかりしてきた。思い通り球を操れるようになってきた」と手応えが戻った。

 同組の昨年の全米プロ選手権覇者デーに圧倒された。2日間で8打差をつけられ「追い付こうとする気力もなくなっちゃう。いいものを見せてもらった。自分に足りない部分が明確になった。ああいうプレーができないとメジャーに勝てない」と脱帽。それでも戦意は失っていない。「ああいうプレーができたら追い付ける。それを目指したい」と語気を強めた。

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2016年3月20日のニュース