渡部暁 3戦連続の表彰台 前半首位も後半逆転され2位

[ 2016年1月29日 23:50 ]

2位となった渡部暁斗(AP)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は29日、オーストリアのゼーフェルトで3日間、3戦の総合成績で競う「トリプル」の第1戦を兼ねた個人第7戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が2位に入った。3戦連続の表彰台。

 前半飛躍(HS109メートル、K点99メートル)を終えて107メートルの133・2点でトップに立ち、5キロで争う後半距離は2位のエリック・フレンツェル(ドイツ)に8秒差をつけてスタートしたが、逆転され、最後は6・2秒差をつけられた。フレンツェルは今季3勝目、通算26勝目を挙げた。

 渡部善斗(北野建設)は16位、渡部剛弘(明大)は26位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は29位、負傷明けで今季W杯初出場の加藤大平(サッポロノルディックク)は41位だった。

 ▼渡部暁斗の話 エリック(フレンツェル)と最高速度の差はかなりある。短い距離はいつも苦手。いいジャンプができた。明日(30日)につなげることができた。

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