ウォリアーズ、４０年ぶり３選手を球宴へ　リザーブ選手発表

　ＮＢＡのオールスターゲーム（２月１４日＝トロント）に出場するファン投票選出以外のリザーブ選手（東西各７人）が２８日に決まった。全３０チームの監督投票によるもので、ホーム４０連勝を飾ったウォリアーズから今季トリプルダブルを８回記録しているドレイモンド・グリーン（２５）とシューターのクレイ・トンプソン（２５）の２人が選出された。

　ウォリアーズからはすでにファン投票でステファン・カリー（２７）が先発出場を決めており、３選手を球宴に送り込むのはチームとしては１９７６年（リック・バリー、フィル・スミス、ジャマール・ウィルクス）以来、４０年ぶり。投票は自軍の選手を除外した７人連記（ガード２人＋フロントコート３人＋すべてのポジションから２人）で行われたが、今季２４・３得点、７・１アシストをマークしていたトレイルブレイザーズのガード、ダミアン・リラード（２５）は落選となった。

　一方、１メートル７５と小柄ながら５季目を迎えた今季に２１・６得点、６・６アシストをマークしているセルティクスのガード、アイザイア・トーマス（２６）は初選出。１１年ドラフトで全体最後の６０番目の指名選手（指名はキングス）だったが“最後方”からスター選手の仲間入りを果たした。

　なお監督推薦によるリザーブ選手が故障で出場できない場合はアダム・シルバー・コミッショナーが補欠選手を指名。ファン投票による先発選手が出場できない場合には、東軍のティロン・ルー監督（３８＝キャバリアーズ）と西軍のグレグ・ポポビッチ監督（６７＝スパーズ）がリザーブ選手の中から交代選手を指名する。

　球宴に出場する全選手は以下の通り。初出場組はグリーンとトーマスに加え、リバウンド部門１位のアンドレ・ドラモンド（２２＝ピストンズ）、西軍ファン投票選出のカワイ・レナード（２５＝スパーズ）の計４人となった。

　＜東軍先発選手＞＊チーム名のあとの数字は出場回数

　レブロン・ジェームズ（３１＝キャバリアーズ）１２、ポール・ジョージ（２５＝ペイサーズ）３、カーメロ・アンソニー（３１＝ニックス）９、カイル・ラウリー（２９＝ラプターズ）２、ドウェイン・ウェイド（３４＝ヒート）１２

　＜東軍リザーブ＞

　デマー・デローザン（２６＝ラプターズ）２、ジミー・バトラー（２６＝ブルズ）２、アンドレ・ドラモンド（２２＝ピストンズ）１、クリス・ボッシュ（３１＝ヒート）１１、ジョン・ウォール（２５＝ウィザーズ）３、ポール・ミルサップ（３０＝ホークス）３、アイザイア・トーマス（２６＝セルティクス）１

　＜西軍先発選手＞

　ステファン・カリー（２７＝ウォリアーズ）３、ラッセル・ウエストブルック（２７＝サンダー）５、コービー・ブライアント（３７＝レイカーズ）１８、ケビン・デュラント（２７＝サンダー）７、カワイ・レナード（２４＝スパーズ）１

　＜西軍リザーブ＞

　ドレイモンド・グリーン（２５＝ウォリアーズ）１、クレイ・トンプソン（２５＝ウォリアーズ）２、ディマーカス・カズンズ（２５＝キングス）２、ジェームズ・ハーデン（２６＝ロケッツ）４、ラマーカス・オルドリッジ（３０＝スパーズ）５、クリス・ポール（３０＝クリッパーズ）９、アンソニー・デービス（２２＝ペリカンズ）３