日の丸飛行隊 表彰台にジャンプ!発案は葛西「違うことやりたかった」

[ 2014年2月19日 02:58 ]

時間差でジャンプして表彰台に乗る(右から)葛西、伊東、竹内、清水

 ソチ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子団体で3位となった日本の葛西紀明(41)=土屋ホーム、清水礼留飛(20)、伊東大貴(28)=ともに雪印メグミルク、竹内択(26)=北野建設=の4人が試合から1日たった18日夜(日本時間19日未明)、五輪公園でメダル授与式に出席。銅メダルを手にした葛西は「昨日すぐにもらいたかったが、やっと手に入ってほっとしている」と白い歯を見せた。

 あいにくの雨の中での式典だったが、4人はガッツポーズをしながら表彰台に跳び乗るパフォーマンスを披露し、メダルを首から下げると最高の笑顔を見せた。この演出は葛西の発案といい「ほかの競技の人たちと違うことをやりたかった」と笑った。
 
 伊東は「家族や友人、会社の人など支えてもらった人の思いが詰まっている」と感慨深げ。メダルを首に掛けられると、感触を確かめるように触ったり、じっと見つめたりした。

 団体のメダルは1998年長野五輪以来16年ぶり。竹内は「五輪のメダルは特別。子どものころから憧れていたので」としみじみと話した。最年少の清水は「ずっしり重たい。次は金メダルを取りたい」と屈託のない笑みを浮かべた(共同)

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