日本、女子3000Mリレー5位入賞も力の差痛感

[ 2014年2月19日 05:30 ]

女子3000メートルリレーの5~7位決定戦を終え、さえない表情の(左から)伊藤、清水、桜井。手前は手を振るロシア選手

ソチ五輪ショートトラック

(2月18日 アイスベルク・パレス)
 女子3000メートルリレーで日本(伊藤、酒井、桜井、清水)が5位に入賞した。18日の5~7位決定戦で2着だったが、4チームによる決勝で中国が失格したため、順位が繰り上がった。同1000メートル予選では3組の酒井裕唯(日本再生推進機構)が2着に入り、21日の準々決勝へ進出。清水小百合(中京大職)は1組4着、伊藤亜由子(トヨタ自動車)は7組3着で敗退した。男子500メートル予選では坂下里士(同)が1組2着で準々決勝に進んだ。

 女子3000メートルリレーの5~7位決定戦に臨んだ日本はレース後半、酒井が半周多く滑る作戦に出て他国がタッチする隙を突いて先頭に立った。2番手で迎えた終盤にもタッチのタイミングをずらしたが、及ばず2着。メンバー最年長27歳の伊藤は「根本的にスピードが違った」と力の差を認めた。桜井も「スピードの差は大きいと思う」と話したが、決勝で失格が出て5位入賞。最後は「このメンバーで戦えて幸せ」とうなずいていた。

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2014年2月19日のニュース