竹内 銀メダルの秘密は自ら設計した板「求めている滑りができるように」

[ 2014年2月19日 20:52 ]

スノーボード女子パラレル大回転決勝

(2月19日)
 竹内は自ら設計した板を武器に、今大会のスノーボード日本勢で3個目となるメダルを獲得した。

 ソチ五輪シーズンを迎えるに当たって昨季より素材を軟らかくした。「今までは速さにこだわっていたが、安定性にこだわるようになったから」とその理由を説明した。

 体を倒して、遠心力で板をたわませてターンする。板が軟らかければ、しなった板が元に戻る際の反発力は弱く、カーブを抜けた後の加速が小さくなる。その代わりに板をたわませる力は小さくて済み、体をそれほど倒す必要はなくなる。その分、転倒のリスクを減らせる。

 自らが試乗役を務め、昨年9月にようやく完成にこぎつけた。しっかり滑り込んで、11月には「この板で求めている滑りができるようになった。不安なく乗れる」と胸を張った。

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