葛西らに道栄誉賞「夢と勇気と感動与えた」

　北海道の高橋はるみ知事は１９日、ソチ冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで銀メダルを獲得した北海道下川町出身の葛西紀明（４１）ら３人に道栄誉賞を贈ると発表した。

　葛西とともにジャンプ団体で銅メダルを手にした下川町出身の伊東大貴（２８）と、札幌市在住の清水礼留飛（２０）にも贈る。

　高橋知事は記者会見で「道民に夢と勇気と感動を与えてくれた。喜びと感謝の気持ちを表したい」と述べた。日程を調整して贈呈式を行う。

　道栄誉賞はスポーツや文化の分野で優れた業績を挙げた北海道関係者が対象。これまでに８０歳でエベレスト登頂に成功した冒険家の三浦雄一郎さんら４７の個人と団体に贈られている。