鈴木・宮崎組 28位終戦「全然勝負できなかった」

[ 2014年2月19日 05:30 ]

ソチ五輪ボブスレー男子2人乗り

(2月17日 サンキ・センター)
 男子2人乗りは17日に3、4回戦が行われ、日本の鈴木寛(40=北野建設)宮崎久(32=大倉山藍田学舎)組は最終の4回戦に進めず、出場29チーム中28位だった。前回銅メダルのアレクサンドル・ズブコフ、アレクセイ・ウェエボーダ組のロシアAが4レース全て最速タイムで優勝。ジャマイカのウィンストン・ワッツ、マービン・ディクソン組は最下位だった。

 巻き返しを期した3回戦も最下位のジャマイカを上回るのが精いっぱいだった。いつも以上に初速が求められるコースだったが、3回戦のスタートタイムは28番目。ブレーカーの宮崎は世界選手権出場の経験もある陸上短距離から転向してまだ8カ月。五輪で力を発揮するには準備期間が足りず「全然勝負ができなかった。この舞台で戦うのは難しい」とうなだれた。この競技では日本選手最多5度目の五輪となったパイロットの鈴木は「スタート勝負になると(厳しい)」と言葉に詰まった。

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2014年2月19日のニュース