アンカーで決めた銅メダル「仕事果たせてよかった」

[ 2014年2月19日 05:30 ]

メダルを確定させて喜びを爆発させる(左から)清水、葛西、(一人おいて)竹内、伊東
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ソチ五輪ジャンプ男子団体 日本銅メダル

(2月17日)
 【葛西に聞く】

 ――個人戦とは違って思い切り泣いていた。

 「めっちゃ泣いた。若い後輩たちに絶対にメダル獲らしてやりたかった。択(竹内)の病気とか大貴(伊東)の膝のこととかがある中で一緒にメダルを獲れた。うれしくて泣けてきた」

 ――アンカーの心境?

 「日本選手団主将としてW杯で優勝した選手としても自分の任務と思っていた。4番手でうれしかったし、仕事を果たせてよかった」

 ――94年リレハンメル団体銀メダルと比べて。

 「あれはほぼ金メダルに近いところから銀に落ちた残念なメダル。今回は力を合わせて獲れたメダルなので本当に最高」

 ――50歳まで現役?

 「何歳とは決めてないけどいけるところまでいきたい。故障やケガがなければ夢を諦めずに続けていきたい」

 ――ベテランの意地。

 「いろんな競技のアラフォーの選手が今回の自分の姿を見て頑張ろうと思ってくれたんじゃないか。僕も彼らの活躍を見て頑張ろうと思いたい」

 ――次の目標は?

 「調子もいいのでW杯総合優勝を目指していきたい。得意のフライングヒルの試合もないので厳しいかもしれないが、諦めずに狙っていきたい」

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2014年2月19日のニュース