松山　復調の兆し！２７位浮上「いい状態に近づいた」

第３ラウンド、１番でバンカーショットを放つ松山

ＵＳＰＧＡツアー　ファーマーズ・インシュランス・オープン第３日

（1月25日 米カリフォルニア州ラホヤ　トーリーパインズＧＣ南コース＝７６９８ヤード、パー７２）
　復調の兆しが見え始めた松山に笑顔が広がった。昨年１１月に左手親指を痛めてから８週ぶりの復帰戦。ようやくアンダーパーをマークして、２７位に浮上した。「ショットは徐々に良くなっている。本当にいい状態に近づいた」。言葉にも自信がみなぎっていた。

　インから出て、序盤は波に乗れなかった。だが「試合をやりながら、だいぶいいものがつかめてきた。途中から本当に良い感じでしっかり振れた」と調子をつかんだ中盤から、１８番で４メートル、２番で５メートル、５番では３メートルにつけてバーディーを奪った。昨年４月のプロ転向後、米ツアーでは全て２５位以内に入っており「あと一日、こういう難しいコースでプレーするのが楽しみ」と意欲を語った。