“強い白鵬”の原動力とは…「相撲する子供は日本の宝」

[ 2014年1月27日 05:30 ]

28回目の優勝を決め敢闘賞の遠藤(左)を従えバンザイする白鵬

大相撲初場所 白鵬V28

 “強い白鵬”でいなければならない理由がある。2月2日に子供相撲大会「第4回白鵬杯」を念願の両国国技館で初めて開催。横綱は相撲普及活動をライフワークとしており、1年に1度の白鵬杯には相当な熱意を注いでいる。

 今回は親交の深い人気放送作家の鈴木おさむ氏に総合企画プロデュースを依頼した。年末年始に自身が出演した全てのテレビ番組で白鵬杯を宣伝。不振の状態で当日を迎えることはできなかった。

 北は北海道から南は鹿児島までの70団体の相撲クラブに加え、モンゴル、韓国、中国の小中学生522人が参加。白鵬は「相撲をする子供は日本の宝ですから」と話しており、参加者が泊まるホテルや交通費は横綱サイドが負担する。白鵬に賛同する関取衆も数人出席予定で、当日は無料で一般開放。担当者は「事務局には毎日のように参加しない方からも問い合わせがある」と大会の知名度がアップしていることを実感していた。子供の力が白鵬の原動力となっている。

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2014年1月27日のニュース