遠藤 敢闘賞を獲得!最速2位タイ所要6場所で三賞

[ 2014年1月27日 05:30 ]

敢闘賞を受賞し喜ぶ遠藤

大相撲初場所千秋楽

(1月26日 両国国技館)
 遠藤が敢闘賞を獲得し、長岡(大関・朝潮=現高砂親方)、豊山と並び最速2位タイの所要6場所での三賞を受賞した。

 取組前の三賞選考会では、貴ノ岩に勝てば技能賞とダブル受賞となる予定だった。だが、取組では立ち合いすぐに右上手を取りながらも貴ノ岩にうまく切られて、左下手出し投げで敗れた。

 「しようがない。上手からの攻めじゃなかった。自分らしくなかった。まあいろいろと考えてしまったかな。でも1つでも光栄。うれしいです」と納得顔。取組後にはサプライズもあった。同じ伊勢ケ浜一門で優勝した白鵬の優勝パレード(国技館前)の旗手に一門の関係者から指名された。話題性を考慮されての参加だったが、主役の白鵬よりも沿道の声援が多くバツが悪そうだった。

 次の春場所では前頭西筆頭となることが濃厚で、序盤での大関、横綱戦も組まれることになりそうだ。北の湖理事長(元横綱)は「柔軟性もあるが、あとは上位陣と戦う力をつけること。そうすればもっと楽に勝てるようになる」と期待を込めた。遠藤自身も「来場所は稽古あるのみ。手応えをつかんで臨みたい」と決意を口にしていた。

続きを表示

2014年1月27日のニュース